2014年6月4日水曜日

ジェイズの五月

素晴らしい五月でした。成績は21-9という快進撃を見せてくれました。現在アリーグ東地区首位。夢にまで見た首位を堅持しています。先月の投稿を見ると四月時点では負け越した状態だったので、いかに五月の勢いが凄まじかったかがわかります。20~28日まで9連勝するなど、破竹の勢いを見せてくれましたね。





・野手陣
 なんといってもエンカーナシオンの爆発につきるでしょう。四月はホームラン2本で終わった彼が五月はなんとボンズの月間17本まであと一本に迫る16本と大爆発。凄まじいまでの打棒を見せてくれました。振ればホームランというような状態で、頼もしいことこのうえありませんでしたね。
 リンドの故障で昇格してきたフランシスコも大きな役割を果たしてくれました。LHPに弱いためプラトーンとなっていますが、それでも五月は.284/365/649というスラッシュライン。7HR20RBIとジェイズのオフェンスに厚みを加えてくれました。彼が先発で出るときは2Bにロウリーが入り、LHPと対戦するときはロウリーが3B、トールソンが2Bに入るという布陣がうまくハマっています。
 バティスタは.324/.417/532というスラッシュライン。6HR22RBI、16BB17SO OPS.948というスタッツでした。やはりというべきか、異常なまでのBBペースは落ち着きましたね。月間AVGが3割を超えるという何ともむずがゆい感覚のスタッツです。個人的にはもっと彼のホームランを見たいので、6月はEEのような爆発に期待です。




・投手陣
バーリーが五月は負けなしの5連勝。現時点では早くも10勝に到達しています。間違いなく投手陣を引っ張っていたのは彼でした。例年二桁以上の一発を浴びているバーリーですが、ここまではなんと2本しかホームランを被弾していません。このあたりに好成績の要因がありそうです。ブルペンでもジャンセンが5月初めに復帰。自責点は未だゼロと抜群の安定感を誇っています。やはり彼がいるといないとではブルペンの安心感が全然違います。ハッチソン、ディッキーは堅実にローテを守っていますし、ハップの復帰、ヘンドリクスの好投というトピックスもありました。
 そしてそして、私イチオシのMarcus Stromanが5月31日についにスターターデビュー。6IPを投げ1ER、0BBで6Kという素晴らしいピッチングでスターターとしてキャリア初勝利。ファストボールの平均は95マイル、最速で97マイルに達する中、0BBという素晴らしいコマンドを披露。えげつない曲がり方をするスライダーにKCの打者のバットが次々と空を切るのは見ていて爽快ですね。今後の活躍を予感させるようなスターターデビューでした。





素晴らしい五月を過ごし、今日からは中地区首位のDETと対戦します。ジェイズの打者陣がDETのスターターからどれだけ点を奪えるのか。またピッチングスタッフがミゲル・カブレラ、V-martという3、4番をいかに抑えるのか。見ものです。

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